子どもの良さが発揮できる環境づくり

先日、京都大学の医学博士・木原雅子さんが

あるドキュメンタリー番組に登場された。

 

木原先生は

いじめや学級崩壊などの課題を抱える学校で

出張授業を行っていらっしゃる。

 

 

子どもたちの心の声を

丁寧に丁寧に聞いていらっしゃる先生の姿に

わが子への接し方を反省(笑)。

 

 

学級崩壊が改善するポイントは

子どもたちを変えることではなく

子どもたちの良さが発揮できる場づくり。

 

 

家庭でも然り。

 

親が努力すべきは

子どもに指示を出し、言動を正すことではなく、

子どもが居心地良く過ごせる環境を作ること。

 

親はわが子には

期待値が大きくなってしまう。

そして

「できない」に意識が向きがち。

 

 

振り返れば

わが子が初めて立ったとき

初めて歩いたとき

トイレが1人でできとき

お箸でごはんが食べれてとき・・・

 

1日に「できた」ことを

たくさん見つけて

何度も褒めることができていた。

 

 

しかし、成長すると

高度なことができるようになる。

 

「出来て当たり前」が増えていく。

 

すると、

テストの点数、スポーツ万能、クラスの代表、何かを受賞・・・

 

そんなところばかりが

褒めるポイントになりがちだが

そうではない。

 

 

毎朝、自分で起きれること

おはようとあいさつできること

暑くても寒くても、重たい荷物を持って学校に通ってること

お弁当を残さず食べたこと

(物は壊してるけど)絶対人には手をあげないこと

 

実はこんなことも充分褒めるに値する。

 

以前に受講した

CSPという育児プログラムによると

 

叱ることと褒めることの割合は1:8が

子供の健やかな成長に繋がるそうだ。

 

2歳からCSPを意識した関わっている次女は

とにかく自己肯定感が高い。

いつも笑顔が多くて、楽しそうで、

チャレンジをあまり恐れず

気持ちの切り替えも早い。

自分はやればできる子だと思い込んでいる(笑)。

 

 

一方、長男、長女は

褒められることに抵抗があり

自己否定的な言動も多々。

(褒めると気持ち悪いと言われる始末)

昔のひどい子育ての結果がこうです(笑) 

 

 

私にできることは

家族が居心地良いと思える

家庭をつくること。

 

そして自分自身を高めること。

それにつきる。